メール本文中のURLに注意!
メール本文中のURLは到達率に影響を与えます。
あるURLを記載してスパム配信を行った人がいると、
そのURLと同じドメインのURLを記載して配信を行った人も
巻き添えで迷惑メール判定を受けてしまうことがあります。
中でもよく使われる短縮URLの、
tinyurlやbit.ly、goo.glなどは特に注意が必要です。
同じ理屈で、アスメルの登録フォームURLや解除フォームURLなども
同じドメインを不特定多数で共有しているドメインを使用しているため、
迷惑メール判定の原因になってしまうことがあります。
ただ、ワンクリック用の配信解除URLでは、
ドメイン部分が判定を受けない安全なものに自動で切り替わるようです。
登録フォームや解除フォームのURLがこの仕様にならないのは、おそらくSSLの都合でしょうね。
リダイレクトでURLを独自ドメインに統一しよう
到達率に影響を与えないようにするためには、
本文中のURLを全て独自ドメインに統一することが理想です。
「リダイレクト」という手法で行うことができます。
リダイレクトの方法は大きく分けてふたつ。
・.htaccessを使う方法
・HTMLを使う方法
.htaccessを使う方法はやや難しいですが、
一度設定してしまえば複数のURLに対して繰り返し使える利便性があります。
HTMLを使う方法はとても簡単ですが、
ひとつのURLに対してひとつのHTMLファイルを作成する必要があるため、
記載したいURLの数が増えてくると逆に手間になります。
具体的な設定方法はマニュアルで公開されています。
.htaccessでリダイレクトできない場合
マニュアルの.htaccessの書き方では一部サーバーで動作しないようです。
さくらのレンタルサーバーで出来なかったのですが、以下のようにすることで動作しました。
元の.htaccess
RewriteEngine On Redirect /r/ https://1lejend.com/ [R=302,L]
変更後の.htacdess
Redirect permanent /r/ https://1lejend.com/
そのほか、ファイルの最後に改行を必ず入れることと、
.htaccessのパーミッションを604にしないとエラーになるようです。
お試しあれ。